超軽量小型後方ライトFLASH on に
ご興味いただきありがとうございます
<誕生のきっかけ>
ライト作りは自転車乗りの店主の
3台目の愛車のテールライトの位置から
始まりました。
1940年後半に今は亡きアレックス・サンジェ氏
により作られたクロモリのランドナーです。
フランスが右側通行なのは分かりますが、
この位置(左側のチェーンステー下)は
ディレイラーに隠れて見てもらえないのでは?!
と不安でした。
特に普段走るオクシズ梅ヶ島への山道は
背の高いダンプなども多くトンネルも暗い。
市販の後方ライトもいろいろ探しました。
が、電池式だったり、充電式でもチャージ時間が
長かったり動作時間が短かったり。
何よりデカい!重い!
せっかく車体やタイヤを軽量化しても
アクセサリーがこれでは…
ということで、無ければ作ろう、
電気の専門を活かして自分で作り始めました。
ここから試行錯誤が始まります…
< 道のり >
店主の専門は電子回路設計で、
大学・会社員時代ともに回路設計一筋の
いわゆる電気屋です。
仕事でのモノづくりに飽き足らず
家でも時間を見つけてはDIYに勤しみ
自転車に関しても振動センサー付ライトを
バージョンを上げながら何種類も作って
愛車に装備したりしてきました。
今回のテールライト製作コンセプトとしてはまず
▼小さく軽いこと
(車体やタイヤの軽量化の努力を無駄にしない)
▼存在が主張し過ぎないこと
(せっかくの美しい車体の邪魔にならない)
▼どこにでも付けられること
(その日の荷物や走る道に合わせられる)
▼操作がかんたん
(走りに専念したい)
▼充電式、もしくは発火しにくい電池
(転倒して発火することを考えたら恐ろしい)
この辺りからデザインし始めました。
回路設計のほか、ソフト、3D CAD、部品の調達、
細かい半田付け等々、これまでの知識と経験を
総動員して製作に取り掛かります。
そして出来あがったのがこれら↓
試作品1号はレンズが小さく
続く初期試作品群は向きを変えてみたり
スイッチが極小のツマミだったり。
(現行は押しボタン式です)
装着方法はいろいろ考え試した末
マジックテープで行くことにしました。
これもいろいろ買っては貼ったり剥がしたり。
1番強力なものに決定しました。
そして、いざ製作のきっかけの梅ヶ島へ!
トンネルでちゃんと自動点灯/自動消灯します。
マジックテープも振動にも負けず下り坂で受ける
風にも負けず、ちゃんと付いてます。
しかし…何個目かのトンネルで、
トンネル内部の照明+対向車のヘッドライトに反応。
これは厄介な問題でした。
(次回につづく…)